シェフたちが全国を巡って最高のご馳走と出会う旅。
Plan・Do・Seeが手がける「ご馳走旅」は、シェフたちが全国の生産者を巡り、厳選した食材を使ったメニューを開発するプロジェクト。ご馳走旅で出会った、こだわりの詰まった抜群に美味しいもの、あまり知られていないけれど、実は最高に味わい深いものなど、素晴らしい食材をより多くの方にお届けしたい、という想いでPlan・Do・Seeのレストランやホテルにて、ご馳走旅で見つけた食材を使ったメニューを提供しています。
この度注目したのは、そんなご馳走食材を最高に引き立てるための調理道具「バーミキュラ」。
作り手が世界最高と自負する「バーミキュラ」のお鍋の特徴は、「無水調理」×「瞬間蒸発」。しかも驚くほど簡単に感動の調理体験を可能とした、 奇跡のお鍋なのです。
そんなこんなで、1.奇跡のお鍋バーミキュラに、2.ご馳走旅で厳選した旬の産地直送野菜、更には、3.シェフたちが考案した季節を感じられるお野菜のおもてなしレシピ(12品)もつけちゃおう!というオリジナル企画が誕生しました。
そこでバーミキュラの工場とアトリエにシェフたちが訪ねました。
"バーミキュラから始まるご馳走旅”のスタートです。
シェフたちの感動体験
まずは、シェフたち自ら、バーミキュラをじっくり知ることから…と、バーミキュラの本拠地である名古屋に降り立ちます。その調理器具の実力を存分に試すべく、早速調理に取りかかってみました。まず驚いたのはその重量。ホーロー鍋というと重厚な鋳物の鉄鍋をイメージしますが、極限まで薄肉化されたその鍋は、片手でも軽々持ち上げられる重さ。さらに、調理を進める中で印象的だったのが圧倒的な密閉性と、そのことによって引き出される素材本来の味わい。
鶏や魚の皮目をパリッと仕上げる表面加工の妙。さらには遠赤外線効果による肉のしっとりとした断面、ふっくらご飯やもちもちパンまで。まるで魔法のような仕上がりに、シェフたちからも驚きの声が上がりました!
初心者でも、簡単にプロの仕上がりになる!
というバーミキュラのストーリーを、身に染みて体験した一日。

シェフたちの工場見学体験
13種類の鉄を配合するという鉄業界の革命とも呼ばれる技術から生まれたその名は、特殊な金属”コンパクテッド・バーミキュラ”に由来します。
「町工場から世界最高の製品を作りたい」現地でも熱く語ってくれた土方社長の想いに呼応するように、バチバチと音を立てて輝く 1500度の鉄が鋳型に流れ込んでいきます。
手触りを追求し24時間体制で行われる研磨作業、密閉へのこだわりから誤差0.01mm以内という精密加工、ホーロー塗料が800度で焼き上げられていく様子、我が子を見るような眼差しで検品を行う最終工程。
その全てに、職人たちの誇りが息づいていました。バーミキュラがこれまで歩んできた歴史と寸分の狂いも妥協しない商品への拘りを感じる工場見学で、「世界中に手料理のある暮らしの素晴らしさをお届けする」という揺るぎない使命感こそが日本のものづくりの誇りであると再認識しました。私たちの目指す「日本のおもてなしを世界に」という想いと確かに響き合っていると感じた訪問となりました。