自然と人が繋がる豊かさを、より多くの人に感じてもらうために、「キミドリ株式会社」を創業。
様々な分野へ活動の輪を広げていらっしゃる大隅さんの、新しいお部屋作りのお話を伺いました。

Q1.今回のお部屋づくりは、どのようなスタートだったのでしょうか。
今回はまさにゼロからのスタートでした。まっさらな状態から空間をつくったからこそ、自分のもの選び方の基準が見えてきた気がします。一つひとつに対して、「なぜこれを買うのか」を考えながら選び取っていくことの連続でした。
Q2.この空間の中で、最初に選ばれたものは何でしたか。
一番最初に買ったのはグリーンでした。私はグリーンに関わる事業をしているので、植物は生活の中で欠かせない存在なんです。私にとっては、照明やラグがなくても生きていけるのですが、グリーンは空間づくりにおいては不可欠です。
Q3.ソファ選びにおいて、グリーンとの相性は考えましたか。
それは全く考えていませんでした。グリーンに合うかどうかという視点では選んでいません。
「色を起点に・・・」

Q4. 今回マラルンガを選ばれた理由を教えてください。
マラルンガは不朽の名作なので、機能性も素晴らしいですし、ストーリーや歴史、品質について悩む要素は全くありませんでした。むしろ迷ったのは色でした。この色を自分の価値観や感覚とどう結びつけていくか、そこを考えていました。
Q5.今回の空間づくりでは、まさに色の取り入れ方に特徴があったそうですね。
そうですね。今回はまっさらな白紙の部屋からスタートしました。その空間の中で、どこから色の要素を入れるかを考えたときに、このソファから着色を始めようと思ったのです。お花やアートなど色の要素を取り入れる方法は他にもありますが、今回はこのマラルンガの色を起点にして、インテリアが広がっていくようなイメージで考えていきました。
「一番好きだ」という直感」

Q6.どの色のマラルンガにするかはかなり悩まれたそうですね。
そうですね。レザーの青とファブリックの青でも全くカラーリングも雰囲気も違いますし、同じ青でも印象ががらりと変わるので、かなり迷いました。最終的には、結局最初の自分に帰着した感じでした。自分の「一番好きだ」という直感で思える色を選びました。
「0.5歩先の自分」

Q7.今回のソファ選びの中で、「0.5歩先の自分」という言葉も出ていました。
まっさらな部屋の中で、何を主語にするのかを考えました。空間の中心にあるのは家具ではなく、本当は自分自身だと思っています。今の自分の現在位置を見つめながら、0.5歩先の自分を想像したときに、少し背伸びをしてでもマラルンガを所有するという選択がその未来につながっている気がしたのです。
「人を介してつながるモノ語り」
Q8.今回の-MARALUNGA-CASSINA IXC. × BECCIU. LIMITED Re: FABRIC PROJECT との出会いについて教えてください。
今回に限らずなのですが、何かを購入するときには、自分自身とモノとの間には必ず人がいると思っています。人を介してつながるモノ語りがある。そこに、それを所有する意味を感じるんです。今回のマラルンガも、ご縁のあるPlan・Do ・Seeとカッシーナという二つの存在が重なって発信されたものだった。その背景があったことに大きな意味を感じました。
Q9.最後に、このマラルンガはどんな存在になりそうですか。
機能やスペックで選んだというより、人とのつながりと色とのつながりの中で選んだ家具だと思っています。ご縁あって招き入れたこのマラルンガだからこそ、日々眺め、使いながら、0.5歩先の自分に成長していけたらと思っています。


