-青山グランドホテル オリジナルレコードが生まれた背景-
1978年、青山3丁目に「ベルコモンズ」というファッションビルが建ちました。
1970年〜80年代のベルコモンズと周辺一帯は、流行の発信地として当時多くの人から憧れる場所でした。
ベルコモンズは2014年に一度閉館してしまいましたが、その後やはりこの場所に文化を継承する建物を建てたい。
その期待をいただき、「青山ならではの時代性と地域性を世界に発信するMade in Japanのホテル」として青山グランドホテルは誕生しました。
青山グランドホテルを建てる時に、大切にしたこと。
それは、ベルコモンズが建っていた「1970年代〜80年代の青山らしさ」をその空間の中に再現していくこと。
館内のアートはその時代に描かれた作品が散りばめられています。
そこでアートは、当時の若者の生活に欠かせないほど流行していた歌手 大瀧詠一氏のジャケットを描いていた永井博氏をアートを飾ることに。
そのご縁から青山グランドホテルのオリジナルアートを描いていただいたことを記念して、そんなスペシャルなアートをもっと手軽に皆様の元へお届けしたいと、こちらのレコードが誕生いたしました。
音楽を聴きながらホテルに滞在しているようなお時間を過ごせることはもちろんインテリアの一部となるアートとしても楽しめるアイテムです。
-レコードの楽しみ方-
音楽家・蓮沼執太氏による青山グランドホテルの為のオリジナル楽曲を収録しています。
楽曲コンセプトは 「青山グランドホテルで過ごす一日、しっとりと過ごす居心地の良さ」をイメージ。
爽やかなお部屋で朝を迎えるモーニングシーンから始まり、
レストランで美味しくご飯を食べながらアクティブに過ごすランチシーン。
ディナー後はバーでしっとり過ごしお部屋で迎える夜の時間。
一日の流れの中で豊かなひと時を感じ、
居心地の良さを感じられる一枚になっています。
お家でそんなひと時のお供にいかがでしょうか？
＜永井 博／Hiroshi Nagai＞
グラフィックデザイナーを経て、フリーのイラストレーターとして活躍。大滝詠一の「A LONG VACATION」「NIAGARA SONG BOOK」等のレコードジャケットに代表されれうトロピカルでクリアな風景イラストレーションを得意としています。その作品はサザンオールスターズ、西城秀樹、杉山清貴、DEENなど多くのアーティストのレコードジャケットを飾っています。
＜弓削 匠／Takumi Yuge＞
ADULT ORIENTED RECORDS主催。ファッションデザイナー。＜YUGE（ユージュ）＞ディレクター。超音楽マニアとしても知られ、土岐麻子や一十三十一等のアートディレクション、プロデュースも行う。山下達郎への愛の深さゆえに時折ユゲタツとしてもイベントに出没。草野球チームにも所属しており、攻守にわたり活躍中。
＜蓮沼 執太／Shuta Hasunuma＞
1983年、東京都生まれ。音楽作品のリリース、蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、演劇、ダンス、音楽プロデュースなどでの制作多数。近年では、作曲という手法を様々なメディアに応用し、映像、サウンド、立体、インスタレーションを発表し、個展形式での展覧会やプロジェクトを活発に行なっている。
